測量士
測量士が活躍している分野は、建設業、不動産業、測量専業会社のほか、各官公庁など広範囲にわたっています。公共機関が行う基本測量や、公共測量は、必ず測量士・測量士補が行わなければならないとされています。また、測量業者には、営業所ごとに測量士の有資格者を置くことが義務づけられています。建設の仕事は減っても、公共関係や、不動産の評価や境界画定調査などの仕事はあり、堅実性の高い職種です。
◆測量士の仕事
建築・土木の仕事、不動産の土地評価・境界線の調査、地図作成、地質調査を適性に遂行するためには、測量が必要です。測量法では、測量士は、地図を作成する際の基本測量、道路や橋などを建設する公共測量の計画立案・実施を行います。また、測量士補は、測量士の作成した計画に従って測量に従事します。住宅建設、道路建設、都市再開発、治山、治水など、その守備範囲は広く、技術力も要求されます。
では実際に、どのような仕事をするのか見てみましょう。
★測量に関する計画を作る
構造物が、設計位置に構築されているかどうかを、着工から竣工までの各施行段階においてチェックします。資料として、計画書を作成します。
★計画書に基づき、測量を実施する
測量器機を背負って山歩きをしたり、やぶを切り開きながら林の中に入っていくこともあり、かなり重労働の作業となります。
★測量機材の整備、各種データの収集・整理
測量士は、さまざまな道具を使って測量します。また、測量結果は後世に引き継ぐ財産でもあり、データは大切に保管します。
実際の現場では、技術だけではない人間的な調整力も必要になります。また、測量機材の整備、各種データの収集・整理も仕事です。実測作業は、測量の基本業務であるので、測量士・測量士補を問わず行います。土地家屋調査士や、その他の建築・不動産の資格と複合化し、幅広く業務を行えば営業効率が上がります。
◆測量士への道
基本測量および公共測量に技術者として従事するには、「測量士」または「測量士補」の国家資格が必要となります。「測量士」と「測量士補」の違いは、「測量士」は測量作業だけでなく、主任者として測量計画作成まで担当できるのに対し、「測量士補」は実際の測量業務に限定されます。 資格取得には、国家試験に合格するほか、大学や短大、専門学校で測量関連の科目を修めて、まずは「測量士補」の資格を取得した後、一定の実務経験を積んで「測量士」資格を申請することにより取得する方法もあります。
◆測量士関連の資格一覧
測量士・測量士補の試験は、国土交通省国土地理院が毎年実施しています。試験の合格率は測量士試験が10%前後、測量士補試験が20%前後となっています。
◎測量士
◎測量士補
など
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